絶対にダニを退治したい人向け! お布団のダニ対策方法 5つ

お布団に入るとなぜか体が、かゆくなったり、気づいたら皮膚が赤くなっていたりする…

そんな症状が出た場合は、ほぼダニが原因と思っていいでしょう。

そこでこの記事では、本気で寝具のダニを退治したい方に向けてダニ対策の方法をご紹介します。

そもそもダニって?まずは敵を知ろう

最初のステップでは、厄介なダニを退治するため、ダニの生態について知識をつけましょう。そもそもどこに住んでいて、何を餌にして生きているのかを知ることがダニを取り除くための近道になります。

ダニは「クモ綱ダニ目科」に属している小さな節足動物です。これは彼らがクモの仲間であることを意味しています。

これまでに48,000種類以上もの種が発見されていて、地球上で最も成功している生物とも言われています。

ダニはどこに生活してる?

「ほとんどどこにでも」と言って差し支えないでしょう。
彼らは、土の中、水の中、植物、動物および他の虫たち、そして人間の皮膚の中でも生活しています。

ダニは何を食べてる?

寝具に生息しているダニたちの食料源は、私たちが落とした皮膚の破片やフケ、髪の毛などです。

その他、床に落ちてしまった食べカスから、封を開けてしまったスナック菓子、動物のしがいやペットの毛、羽毛、カビや菌等を食べて生活しているダニもいます。

具体的なダニの対策方法

定期的にシーツを洗濯、乾燥する

お布団やベッドは、暖かくて暗く湿気の多い場所で、ダニが繁殖するのに最適といえる環境です。 さらに、寝ている間にヒトが落とした皮膚やフケは、彼らの大好物の餌になってしまいます。

シーツをこまめに洗うことでダニの糞やヒトのフケなどを除去して餌を減らすことができるのです。

ただし、洗濯するだけでは、ダニ死滅することはありません。 洗っただけでは80%のダニが残っていて、20%だけしか洗い流されないことが実験によってわかっています。

ダニの唯一ともいえる弱点は温度です。布団シーツを衣類乾燥機にかけて50°C以上の熱に通すことにより、完全に退治することができるのです。

必ず洗濯と乾燥をセットにして週に一度の頻度で行うようにしましょう。

起きてすぐに布団をたたまない

朝に布団をたたむのが嫌いな人にとっては素晴らしいニュースですが、これは睡眠中に私たちの体から排出される水分を、乾燥させる時間を確保するためです。

私たちは冬であっても、寝ている間にコップ約1杯分の汗をかいています。そのためすぐにおふとんをたたまずに水分を飛ばす時間を作ってあげる必要があります。

かけふとんを半分ぐらいめくった状態で、掛けふとんと敷きふとんの内側にも空気をあてたるようにして、こもった熱や水分を乾燥させてから、たたんで押し入れへ収納しましょう。

ベッドも同様に、掛けふとんとマットレスの間に空気を入れてから、整えるようにしてください。

ダニは湿気が多ければ多いほど増えてしまいます。おふとんの中の湿気を減らすことによって、ダニの数を減らすことができます。

羽毛の枕と羽毛布団を防ダニ用の布団や枕に変える

天然綿や羊毛などの自然素材を利用した布団(特にウール素材の場合は、給水能力が高く、気温や条件によっては内部の湿度が70%以上になってしまい、ダニにとって最高の環境です。)に比べると、羽毛布団は羽毛が外に漏れないよう高密度の生地が使われているため、ダニ被害は深刻ではありません。 とはいえ、あくまでも内部に侵入しにくいだけであり、羽毛布団にもダニやダニアレルゲンがつくことに変わりありません。

そこで、防ダニ用の化学繊維のお布団や枕を使用しましょう。羽毛布団と比べると防ダニ用のお布団は湿気を逃がしやすく通気性が高いため、ダニがつきにくい傾向にあります。

また、ダニを駆除できる高い温度で乾燥をかけることができたり洗濯がしやすく、定期的なお手入れが簡単です。

温度と湿度の管理

ダニは、温度が24°C〜27°Cで、湿度が約70%〜80%の環境に住むのが大好きです。寝室をこの温度と湿度の範囲外にすることで繁殖を遅らせることができます。

寝室の温度は21°C以下に設定してください。これは私たちが暮らすには健康的な環境ですが、ダニたちにとっては不快な環境です。

次に湿度です。湿度が70%を下回ると、ダニの生殖率は低下し徐々に数を減らしていきます。そのため、寝室と自宅の湿度を50%以下に保つようにしてください。

電子湿度計を使用して家庭内の湿度を調べることができます。湿度が50%以上あることがわかったときは、換気扇をまわしたり窓を開けることで、家の中の空気を循環させましょう。これが「面倒だな」と感じる場合は、空調機器や除湿器を使用しても良いでしょう。

定期的にきれいにする

何よりも気をつけたいことは、食べこぼしや抜け毛、フケです。これらはダニのえさになり、掃除を怠っているとダニが繁殖するお手伝いをしてしまいます。

出来る限り頻繁な掃除スケジュールを維持して、いつでもキレイにしておきましょう。

ダニを取り除く最も効果的な方法は何ですか?

ここに紹介していない良いアイディアがありました、ぜひコメントでお教えください!

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