目を閉じるだけで回復する理由とは?
明日は、大事な会議、楽しみにしている予定など絶対に寝坊はできない!って時ありますよね。
でも、そんなときほど興奮してしまって目が冴えて布団に入っても眠れない、気が付いたら何時間も経っている…という状況になってしまうことがあります。
寝なければと強く思えば思うほど、焦ってしまいストレスが溜まり、交感神経が活発になって余計に眠れなくなってしまいます。
特に、神経質な人ほどこのような状況になる人は多いです。
でも、目を閉じるだけで睡眠と同じような効果があると考えたら、無理に寝なくても良いと思え、だいぶ気が楽になりませんか?
実際に、目を閉じるだけでも一定の睡眠効果があると言われています。
体の疲れは目を閉じるだけで8割は回復している!
人間の睡眠の目的は、脳と体の疲れ休ませることです。
実は目を閉じて布団に横になっているだけで、体の疲れの8割は回復できているといわれています。
寝ていなくても目を閉じて横になって休んでるだけで、副交感神経が優位になり、昼に負った疲れを回復する機能が働きます。
目を閉じる効果
スマホの画面をじっと見ていて目が疲れた時に、しばらく目を瞑るとそれだけで目の疲労がちょっと楽になるような気がしますよね。
それは目を閉じることで視神経を休める効果があるので、目の周囲の筋肉を一瞬でも休ませることが出来ているからなんです。
睡眠効果は体の回復よりも脳を休めるのが一番重要なのですが、脳が眠りに入れない時に目を開けていると多くの情報が視界から脳に伝達されてしまうので、脳の機能は働き続けてしまいます。
目を閉じるだけでも睡眠効果の8割と同じ効果があるというのは、視角シャットダウンすることで脳の機能の一部を休めることができるからです。
一説には、目を瞑るとα波というリラックス状態に切り替わるので、眠れなくても目を閉じるようにすると良いです。
眠れないからといって焦る必要はない
これらのことから、目を閉じて横になるだけで、ある程度睡眠と同じ効果があることがわかりました。
しかし、寝れなくて焦っているような精神状態ではこれらの効果発揮することは出来ません。
「眠らなくては、眠らなくては…」と考えているとストレスが溜まって、交感神経が活発になり余計に脳や体の疲れが溜まってしまうことになります。
なので、目を閉じるだけで効果があると考え、「このまま眠れなくても大丈夫だ」くらいの楽観的な軽い気持ちでいた方が良いのです。
その結果、自然とリラックス出来ていつのまにか眠りについてしまうこともあるでしょう。
布団に入って何時間も眠れないからといって焦る必要はないのです。
目を閉じているだけでも疲れは休まるので気を張り過ぎ
ず楽観的に考えるだけでも気持ちの面でかなり変わってくることでしょう。
なかなか寝付けなくて困っている方は、ぜひ試してみてください。
良い睡眠をとるためには
ただ、一番良いのはしっかりとした睡眠を取れるようになることです。
良い睡眠をとるためには、リラックス出来る環境を作ることが大切になってきます。
- 寝る2、3時間前から部屋を暗めの照明にしておく
- スマホなどテレビを見ると目がさえるので寝る前は極力見ない
- アロマを焚いたりリラックスできる音楽をかける
- お風呂は湯船でゆっくり浸かり、体を温める
ぜひ、上記の事も意識してみてください。
体が睡眠モードに入ることで、寝付きも良くなり睡眠の質も高まってきます。
まずは、今までの生活習慣を変えることが重要です。
小さなことからで良いので、ぐっすり眠るために改善を行っていきましょう。
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